JR豊田駅近くの公共系起業支援スペース「PlanT」 ジワリと人気上昇中!
多摩地域には公共系、民間系の創業支援施設やコワーキングスペースが増えている。その中のひとつ、日野市が、金融機関や地元の企業、大学、そして民間の運営会社と連携して、2015年10月にJR豊田駅から徒歩5分のところに開設した、多摩平の森産業連携センター『PlanT(プラント)』の人気がジワジワと上がってきている。
「PlanT」のメインスペースとなる広々とした「まちのラウンジ」
「PlanT」は、1フロア約680㎡のスぺースに、創業相談やアドバイスが受けられる「インキュベーション支援スペース」、無料で自由にデスクやソファ、カウンタースペースが自由に使える「まちのラウンジ」、ミーティングや展示・ギャラリーのように使える「プロジェクトルーム」、有料の「ワークスペース」、広さ40㎡の2室の「チャレンジショップ」、そして別棟に約180㎡45人まで収容できる可動式のテーブルとイスを備えた「イベントスペース」を備えている。公共系の創業支援スペースとしてはあまり他に見ない、スタイリッシュな空間使いとウッディなインテリアで統一された、ゆったりした空間が魅力だ。
ワークスペースは集中した作業を行いたい時などに最適
企画・運営サポートを行うのは、多摩平団地の再生プロジェクト「ルネッサンス計画2」で誕⽣した団地型シェア住宅「りえんと多摩平」や、横浜市他との公⺠連携事業「BUKATSUDO」など利⽤者と地域住⺠・⾏政などの交流促進・コミュニティ運営で実績のある株式会社リビタ。会社員から留学生まで多様な属性の人が同じ空間と時間を共有するシェア住宅での運営ノウハウを生かし、「PlanTも創業者や、クリエイター、会社員の方、学生、女性やシニアの起業予定者が集い、出会える場にしていきたい」と運営担当の浅川大輔さんは思いを語る。
施設の特徴を説明する運営スタッフの浅川さん
創業支援が充実しているのも特徴だ。現在、協力団体には、実践女子学園、明星大学、首都大学東京、多摩信用金庫のほか、製造業に強い日野らしく、GEヘルスケア・ジャパン、コニカミノルタ、帝人ファーマ、富士電、富士通研究所と錚々たる企業が名を連ねる。
日野市と「産業活性化支援に関する包括協定」を結ぶ多摩信用金庫インキュベーションマネージャーの三島雄介さんは、「PlanT」構想段階から、経営スキルやノウハウを学ぶ創業塾を2回、セミナーを6回開催し、延べ200人以上が参加した。その内容も個別に事業計画書の作成相談から、資金調達、企業の紹介、チラシの作り方まで多岐に渡る。「多くの企業や大学との連携こそこの施設の強み。その強みを生かせるよう、私たちは創業を志す人たちをソフト面でサポートしていきたい」と話す。
PlanTへの想いを語る三島さん
すでに登録利用者の中から、製造企画のみを行う「ファブレス企業」を起業した人も現れた。また、隣接するチャレンジショップでは創業スクールの卒業生が、女性創業者の扱う商品や、市内のクラフト作家の作品などを販売するショップ「Co+(こぷらす)」を開業した。
Co+代表の壷井さん
ハワイから帰国して開設に参加した代表の壷井あゆみさんは、「創業スクールは、起業という同じ志を持つ人と出会いたくて参加した。店は、お客様のリアルな声を聞く場であり、創業に向けて仲間の集まる場として開設しました」と語る。壷井さん自身も、さらなる起業の準備をしているという。
創業者の支援に熱い想いを語る日野市の矢光さん
事業主体の日野市産業振興課の副主幹、矢光由貴夫さんは、「日野市自体にも、創業融資あっせん制度などさまざまな支援制度があります。地域を越えてPlanTに思いのある人に来てほしい。全力でバックアップしていきたい」と語る。2016年度は、年12回のセミナー、創業塾、シンポジウムなどを開催する予定。大学生向けなどターゲットをしぼったセミナーも行っていく計画だという。
三位一体となり、日野市独自の創業支援を積極的に行っている
[基本情報]
多摩平の森産業連携センター
Plant
〒191-0062 東京都日野市多摩平2-5-1
JR中央線「豊田」駅 北口より徒歩5分
※クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCE1階
TEL:042-843-3215
受付時間:10:00~23:00(平日) / 10:00~21:00(土日祝)
http://www.plant-hino.com/
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施設の特徴を説明する運営スタッフの浅川さん
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日野市と「産業活性化支援に関する包括協定」を結ぶ多摩信用金庫インキュベーションマネージャーの三島雄介さんは、「PlanT」構想段階から、経営スキルやノウハウを学ぶ創業塾を2回、セミナーを6回開催し、延べ200人以上が参加した。その内容も個別に事業計画書の作成相談から、資金調達、企業の紹介、チラシの作り方まで多岐に渡る。「多くの企業や大学との連携こそこの施設の強み。その強みを生かせるよう、私たちは創業を志す人たちをソフト面でサポートしていきたい」と話す。
すでに登録利用者の中から、製造企画のみを行う「ファブレス企業」を起業した人も現れた。また、隣接するチャレンジショップでは創業スクールの卒業生が、女性創業者の扱う商品や、市内のクラフト作家の作品などを販売するショップ「Co+(こぷらす)」を開業した。
ハワイから帰国して開設に参加した代表の壷井あゆみさんは、「創業スクールは、起業という同じ志を持つ人と出会いたくて参加した。店は、お客様のリアルな声を聞く場であり、創業に向けて仲間の集まる場として開設しました」と語る。壷井さん自身も、さらなる起業の準備をしているという。
事業主体の日野市産業振興課の副主幹、矢光由貴夫さんは、「日野市自体にも、創業融資あっせん制度などさまざまな支援制度があります。地域を越えてPlanTに思いのある人に来てほしい。全力でバックアップしていきたい」と語る。2016年度は、年12回のセミナー、創業塾、シンポジウムなどを開催する予定。大学生向けなどターゲットをしぼったセミナーも行っていく計画だという。
[基本情報]
多摩平の森産業連携センター
Plant
〒191-0062 東京都日野市多摩平2-5-1
JR中央線「豊田」駅 北口より徒歩5分
※クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCE1階
TEL:042-843-3215
受付時間:10:00~23:00(平日) / 10:00~21:00(土日祝)
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